日米対訳のハードカバー
The Secret of Butterflies ~ シークレット・オブ・バタフライズ
by Naomi Otsubo
本日11月1日、発売となりました。
アゲハの幼虫をバルコニーで育て始めたら、なぜかそれが、父親の長崎原爆投下時の秘密へとつながっていき……。この世の惨さとの向き合い方を模索し、平和を内省した一女性の短編ノンフィクション。蝶、夢、神、サバイバル、憲法第9条が織りなす希望のメッセージです。
下のShop (Shopify)でご注文できます。
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The Secret of Butterflies ~ シークレット・オブ・バタフライズ
by Naomi Otsubo
本日11月1日、発売となりました。
アゲハの幼虫をバルコニーで育て始めたら、なぜかそれが、父親の長崎原爆投下時の秘密へとつながっていき……。この世の惨さとの向き合い方を模索し、平和を内省した一女性の短編ノンフィクション。蝶、夢、神、サバイバル、憲法第9条が織りなす希望のメッセージです。
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ブートキャンプ(Single String Archery Club bootcamp)Part 4 の続きです。
このキャンプには、100名のベアボー、ロングボー、トラディショナルボーをする人たちが参加しました。
スキル、性別、年齢など様々で、カナダから一人で参加した女性もいれば、70代後半のご夫婦、子供連れの人もいました。
宿泊先は、自分たちでホテルをとるのですが、
近くには手頃なホテルやレストランがあり、困ることはありません。
写真は、3日目の朝に、マット・ヤッカ(Matt Yacca)さんが、
50 m先のターゲットの打ち方を指導しているところです。
ちなみにマットさんは、アウトドアの全米大会で優勝した経験もあります。
他の生徒は、別な講師に連れられて、森の中で3-Dの練習をしたりしてました。
講習会の最後の3日目となると、遠くから来た人などは、
講師たちに別れの握手やハグをして、午前中早々に講習会から去っていきました。
私たちもDCまでの6時間のドライブが待っていたので、10過ぎには失礼しました。
こうした自由が効くのも、アメリカの良さかもしれません。
このキャンプに参加する最大の利点はといえば……、
一流の講師陣が、独自のアドバイスを色々とくれるので、一人のコーチの独断的なフォームや考え方に縛られることなく、自分に合ったやり方を模索することができたことです。
毎年あるので、フォームでお悩みの方におすすめです。場所は、オハイオ州の新緑の森の中です。気持ちがいいですよ。
ブートキャンプ(Single String Archery Club bootcamp)Part 3 の続きです。
2日目の午前には室内で、ロブ・ジェンキンズ(Rod Jenkins)さんによるフォームの指導がありました。
ロブさんは、夫が楽しみにしていたアメリカで著名なコーチ。
1日目の晩に行われたレクチャーでは、「矢をいる瞬間は、焦らないでじっくりとターゲットの中心を見て、数秒してから射ることだ」と何度もアドバイスをしていました。
大抵の人は、構えたら、目暗鉄砲、矢を放ってしまうのですが、それをしている限りは、フォームのひとつ一つの動きを意識していないので、絶対に上達しないのだそうです。
自分が引いている楽器の音を聞かないで、ただ指を動かしている演奏家のようなものでしょうか。
さて、2日目のフォーム指導ですが、
私たちのグループには、11名ぐらいたのですが、彼は横に並んで練習をする私たちを3周ぐらい回って、アンカーの位置、肩の並び、腕の動きなど、部位を分けて直してくれました。
写真では、矢を使って、生徒の肩の位置を訂正しているところです。
講師の人たちが生徒一人にかける時間は少ないのですが、彼らが他の生徒を指導している姿は、とても参考になります。
アーチェリーの基本は、なんと言ってもフォーム。
それができるまでに、5年ぐらいかかるとか。
そして、フォームさえ完成させれば、
ターゲットまでの距離がいくらあろうと怖くない…………
なんて言いたいところですが、
アウトドアでは、これに風や雨が加わってくるのでした。
ブートキャンプ(Single String Archery Club bootcamp)Part 2の続きです。
2日目の晩、フォン・ギラード(Fawn Girard)さんが、50 m 先のターゲットを射る指導をしてくれました。
なぜ 50 m なのかといえば、
ベアボーの世界競技会で使用される距離の中で、最も遠いものだからです。
オリンピックリーカーブなどは、70 mもあるそうです。
たとえそれよりも短いとはいえ、50 m先のあのターゲットが、めちゃくちゃ遠くに見えるのは、私だけでしょうか?
その上、アウトドアの競技会は、インドアとは違って天候に左右されます。
風があったりすると、その影響で矢の方向がずれてしまったりと、初心者には運任せとしかいえないような状況。
でも、そんな環境下でも、ターゲットの中心を射る講師陣たち。
Cool!
ちなみにこのブートキャンプには、ベアボーの他に、写真のようにトラディショナルな弓を使う人も来ていました。
ブートキャンプ(Single String Archery Club bootcamp)Part 1の続きです。
2日目の講習の内容は、とても密度が高かったというか、
合計で5人の講師が入れ替わり立ち替わり、私たちのグループを教えてくれました。
写真は、この日の講師の一人だったマット・ヤッカ(Matt Yacca)さん。
もちろん彼も有名なアーチェアー。
この日は、わざわざ自分のスマホで、丁寧に生徒一人一人のビデオを取って、
修正箇所などを指摘してくれたので、とてもわかりやすかったです。
ともかく教えるのがうまかったし、知識も豊富。
直感ではなくて、科学に基づいたアドバイスをくれたので説得力抜群でした。
そして何よりも、
嫌な顔ひとつせずに、とことん、本当にとことん、質問に答えてくれて、
生徒一同が感動してました。
4月のことですが、夫婦で、オハイオ州で行われた2泊3日のブートキャンプ(Single String Archery Club Bootcamp)に参加してきました。
この講習会、ただの講習会ではないのです。
アメリカで本当にトップをゆくアーチャーたちが、講師陣なのです。
技術を教えてくれるだけではなく、つまらない質問にも片っ端から答えてくれるという親切さ。超フレンドリー。
この夢のような講習会、実は、国際大会にアーチャーを送るための資金集めに一役買っています。
ヨーロッパ勢が圧倒的なベアボーの世界、そこにアメリカがもっと食い込みたい。
でも……世界大会に自費で参加するとなると、飛行機代など、財政面でちょっと辛い。
そこで、トップアーチャーたちが立ち上がって、自分たちで講習会を開いて資金集めを始めました。今年で二回目だそうです。
や〜、しつこく言って申し訳ないのですが、ともかく講師陣がすごかった。
例えば、写真の中央の女性は、アメリカの女性のベアボーのトップを走りつづけるフォン・ギラード(Fawn Girard)さん。
国内外のインドア、アウトドア、フィールド、3-Dの大会で、数々の賞をさらってきました。また、アーチェリーへの貢献で、何度も表彰されています。
そんな彼女がですね、私たちの肩や背中、腕に触れて、フォームを丁寧に直してくれました。すごいことですよね。
おまけにジョークが上手くて、気さく。本業が先生らしく、教えも的確。
この講習が行われたアーチェリークラブ(Single String Archery Club)も、彼女が立ち上げたそうで、ご主人と管理をされています。
ベアボーは、人気が高まってきているとはいえ、他のコンパウンドやリーカーブに比べれば、まだまだ。
だからこそ、このような選手たちから、直に教えてもらえるのだと思います。
つまり、今がチャンス。
皆さんも、来年、参加してみてはいかがでしょうか?
参加料(宿泊費や旅費は除く)は、一人150ドルぐらいでした。
レベルも、初心者から上級レベルと、分けて教えてくれました。
定員は100名なので、お見逃しなく。