ホワイトハウスの東にあるフェデラル・トライアングル(Federal Triangl)。三角形の土地の中に、連邦政府ビルなどが並んでいる観光名所。
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ビル街の隅に、古いサインが一つ。「駐車禁止、消防車専用車線」
ハーシュホーン美術館(Hirshhorn Museum)は、ワシントンDCでも最も好奇心をそそる現代アートの美術館で、人気が高い。ともかく、建物や中の構造がユニークだ。
私は、現代アート嫌いだ。ただ単に奇抜なだけ。
でも、夫に「ローリー・アンダーソンの個展をやっている。面白いと思うから行こう」と言われて出かけた。
さて、その結果は…..、続く。
Part 1でも書いたが、メイン州では17センチぐらいの雪は普通で、生活に影響が出るようなことはなかったように思う。
でもDCだと、生活が止まる。辛うじて地下鉄は走っていたが、バスは止まり、車もみかけない。店やレストランなどは、ほとんどが閉まっていた。
とにかく除雪に慣れていないので、除雪が遅いし、下手くそ。除雪した雪の置き場所が悪くて、かえって交通の妨げになったりしている。だから、この程度の雪で、都市機能が麻痺している。
温暖化の影響を考えて、将来に備えてもうちょっと手を打っておいた方がいいんじゃないだろうか……。
3日に雪嵐が来た。メイン州に10年住んだ身にしてみれば、なんてことない雪嵐だった。が、雪嵐に慣れていないDCには、車の姿もなく、除雪もスロー。すっかり静まりかえっていた。
パンダ見たさにスミソニアン国立動物園に足を運んだとはいえ、動物園は好きではない。檻の中の動物を見るのは、悲しく心苦しい。
特にゾウさんを見ると、頭が良く、家族を大事にする動物だけに、かわいそうでたまらない。
でも、これは私の無知なバイアス的感傷に過ぎなかったようだ。
というのも、この動物園には5頭のアジア象がいるが、元々はスリランカのピンナワラ・ゾウ孤児園にいたり、他の動物園で飼育できなくなったのでここに引き取られたゾウさんたちだという。
中でも有名なのは、2020年に72歳という高齢で亡くなった雌の象 Ambika 。
Ambika は、8歳の時にインドの森で捕えられ、木材の運搬に使われたが、1961年にインドの子どもたちからの贈り物としてこの動物園にやってきた。
それから59年の間、この動物園で暮らして一生を終えた。彼女を通して、アジア象の研究が進み、アジア象を絶滅から救い保護するためのキャンペーンガール的役割もしたという。
30年ぶりで行ってみた動物園は、昔のような地球のどっかから「誘拐してきた」珍獣のショーケースではなく、「種の保存施設」になっていた。
どうりでこの動物園の至る所に、「我々は種を保存しています(We save species.)」という看板が立っているわけだぁ。
スミソニアン国立動物園のパンダ舎のコマンドセンター。
左上スクリーンは雌のMei Xiang、右上は雄のTian Tian、中央のは子供の Xiao Qi Ji。
私たちが舎を訪ねた時にXiao Qi Jiの姿が見えなかったが、スクリーンを見たところ、奥で昼寝中だったようだ。