ずっと行きたかったスミソニアン国立動物園に、やっと行けた。お目当ては、パンダ。子供が1頭、大人が2頭いる。画像は雄のTian Tian。
この日に会えたのは、大人の2頭。DCの冬はパンダにとっては寒いので、室内にいる。
でも、雪も好きらしい。2021年1月末にDCに積雪があった時、彼らが雪の上を楽し気に転げ回る姿が世界中に流れた。
ぬいぐるみでないのが不思議なぐらい、パンダという生き物は可愛い。1972年に上野動物園にきたランランとカンカンも見たことがあるが、すごい行列でほとんど見えなかった。
上野ほどではないが、この動物園でも見物客はグループに分けられて中に案内された。結局、数分しか見ることができなかったが、ガラス越しとはいえ、間近に見られたのが嬉しい。高齢らしいが、毛並みも良く、とても元気に見えた。
人間はやはり動物だな。こうした可愛い動物の貸借を通して、友好関係を強調する。かつては王族は、世界の王族間で結婚をさせて勢力を伸ばしたものだが、今はこんな無邪気な生き物が、ちょこんとDCの動物園で竹を食べて米中の友好に貢献をしている。
パンダの魔法が、永遠に続きますように。