7月になると、庭にオレンジ色のDaylily (hemerocallis fulva) が咲く。日本では、ホウカンゾウと呼ばれているのだろうか? 私たちの家の前オーナーはユリが好きだったとみえ、庭には何種類ものユリが植えられている。なかでも、アメリカの道路沿いに咲いているこの野生のユリの数は百をこえる。もしかして、前オーナーは、このユリが食べられることを知っていたのだろうか? 食べ方としては、
根は15分ぐらい、じゃがいものように煮て食べる。若葉、つぼみ、花びらは生でサラダにいれたり、炒めたりできる。咲いて萎んだ花もスープに使えるらしい。また、花そのものをお皿がわりにして、デップなどをのせてゲストにだす人もいる。
ただ、アレルギー、吐き気などをおこす人がいるので、あくまで少量を食べる事が大事なようだ。食べる前には、専門家に必ず相談することをすすめる。
私は、庭を歩きながら、生の花びらをかじることぐらいしかしたことがない。花びらは、レタスのようにシャキシャキしていて、甘みがある。ただ、花びら4枚分を食べ終わったあとには、少し舌に不快な苦みを感じたので、やはり少量だけ食べるにこしたことはないような。
アメリカのサイトではみな声をそろえて、開く前のつぼみのバター炒め、フリッターは、とてもおいしいといっている。もうシーズンも終わりつつあるが、今年はひとつやってみようかな。
Daylilyはどんどん増えて困る植物だが、群れて咲く花は、今年のようにとくに涼しい夏は、夏らしさをそえてくれ、見ているだけ元気をくれる。食べるよりも、はるかに心の糧となっている。
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