ダッチズ・オブ・オールデンバーグ (Duchess of Oldenburg)は、18世紀ごろにはすでに知られていたロシア原産の早生のりんごで、8月の半ばには成熟する。酸味が強いので、パイやアップルソースなどの料理に向いている。初めて生食したときは、ワイン用のぶどうを思わせるほど酸っぱくて、口が曲がった。
りんごの名前を直訳すると「オールデンバーグの公爵夫人」となるので、オールデンバーグという所に、味か外見かはわからないが、このりんごを思わせる公爵夫人がいたのかもしれない…なんて思ったりしながら調べてみれば、さぞかし高貴であられたであろうこの公爵夫人りんご、日本に19世紀の終わりに着くやいなや、とことん和風な「初笑」という別名をもらっていた。
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