ファーストフード~日本スタイル

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©William Ash

このサイトの英語版のほうで、今回、夫が日本のファーストフードについて、こんなことを書いている。果たして、外国の人にその良さがわかるだろうか?

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少なくとも欧米でファーストフードといえば、体によくない食べ物の代名詞だが、
日本のファーストフードは、そんなレベルまで落ちていない。
たとえば、ぼくが、ちょっとお腹がすいたので立ち寄った最後の店では、
9ドルぐらいでこんなものが食べられた。

魚、エビと野菜の天ぷら
ごはん
お味噌汁
ほうれん草のおひたし
お漬け物
食前に緑茶、
食後に番茶

ちなみに、ごはんとお味噌汁は、おかわり自由。

いや、ちがう。これで6ドルだった。
9ドルとなったのは、これにグラス一杯のビールをつけたからだ。

おまけに、注文したらすぐに出てくる。
たいていの店の入り口に食券をうる機械があり、
そこでチケットを買って、中に入って給仕の人に渡すだけ。
数分もすれば、すぐに出てくる。そして食べたら、店を出る。

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日本のファーストフード的飲食店は、素材の生産国にもよるが、価格と栄養の点で理想的。「ごはんにお味噌汁」が定食にはついてくるし、うどん、そば、天ぷら、ラーメンというものが手軽に食べれる。

ひと昔前はこういうお店のお客は、サラリーマンや独身男性がほとんどだったのに、今では、塾帰りの子供、学生、女性客、老人、家族連れなど、顧客層がものすごく広がっているのをみて驚いてしまった。

アメリカでも和食は浸透しているけれど、たいしたこともないのに、もったいぶった店もあり、それがファーストフード的なお店になると、とんでもないものが出てくることがある。

たとえば、ポートランドのオーガニックで有名なホールフードの飲食店で、うどんを注文したことがあるのだが、コンソメ味のみそ汁の中に、麺とともに薄いレタスが浮いていた。夫は、レタスを箸でつまみあげてひとこと、

「いったい、何を注文したっけ‥‥?」

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