珍しいことに、この9日の間に雪嵐が5回もきた。まるで、1回しかなかった1月の反動のようだ。「雪かきが楽しい」なんて思ったのもつかの間、メイン州中央部にあるここらへんでも、9日間で1.2 mを超え、毎日雪かきをするはめになった。
南部のポートランドでは、2017年2月は歴史上8番目に雪が多い月となり、しかもまだ半ば。州都のオーガスタの平均の年間降雪量が1.8 m、ポートランドは1.6 mだから、量としてはたいしたことがないが、こうも集中して降られると、雪の置き場がなくなっていく。ドライブウェイと車道が出会う場所には、すでに1.8mの雪の壁ができた。
スキー場は大喜びし、スノーモービル狂は、週末に森の中を走り回るにちがいない。昨年の冬には雪が少なくて、夏には森のシダが枯れたから、この雪も実は恵みだと思えば、みんな大助かりなのかもしれない。それに、キャビンフィーバーも完全に消えた。が、今度は筋肉痛だ。