フロリダは巨大な砂州からできているので、掘ればすぐに水が出てくる。大雨が降れば、大地が雨水を吸収できなくなって洪水を起こしかねないので、道路や分譲住宅地を作るときには、雨水をためる滞水池(画像中央)もまわりにつくる。
フロリダの自然の湖はみな浅いが、滞水池の深さは、13~15mもある。写真中央のように、帯水池を掘っている最中にすでに水がたまってしまうため、近くに一時的に別の池(画像の左上)をつくって、そこにたまった水をポンプで吐き出しながら滞水池を作る。
そして、こうした滞水池に、ちゃっかりとワニがやってきて泳いでいたりする。
だから、フロリダにはたくさんの池や湖あるのに、泳げない……。