英名 Queen Anne’s Lace は、その名(アン王女のレース)にふさわしい美しい白い小花をたくさんつけている。野原に広がっている姿は、清廉そのもの。学名は「 Daucus carota」で、和名は「ノラニンジン」。
二年生で、かつてヨーロッパで食用として栽培されていた歴史をもつりっぱな野菜だった。今のニンジンの祖先らしい。現在では、根や葉にある薬用効果も認められている。ところが、これにそっくりな強い毒草があり、しかもいっしょに咲いていることがあり、とても危ない。 続きを読む
英名 Queen Anne’s Lace は、その名(アン王女のレース)にふさわしい美しい白い小花をたくさんつけている。野原に広がっている姿は、清廉そのもの。学名は「 Daucus carota」で、和名は「ノラニンジン」。
二年生で、かつてヨーロッパで食用として栽培されていた歴史をもつりっぱな野菜だった。今のニンジンの祖先らしい。現在では、根や葉にある薬用効果も認められている。ところが、これにそっくりな強い毒草があり、しかもいっしょに咲いていることがあり、とても危ない。 続きを読む
ヤロー(Achillea millefolium)も、最初は雑草かと思ったけれど、そのままにしておいたら優れたハーブだったというが、後になってわかったという野草。ぬかなくてよかった。今ではお気に入りというか、心から崇めている野草のひとつ。
目立たないが、よくみると、うっとりするぐらい小さな美しい花をつける。その上、万能な薬草なのだ。これが庭に生えていてくれるだけで、幸運。
アメリカでは、ヤローにほれこんでいる人も多く、その薬用効果をえんえんとサイトで語っている人も多い。でも、薬草としての話は別な機会にして、ここでは「食べ物」として紹介する。
料理に使えるのは「花と葉」。ただし、葉は苦い。花やフレッシュな若葉だけを細かく切って、サラダやスムージーにいれている。もちろん、湯がいて他の料理にもつかえるらしいが、私は苦いので使わない。他には、フレッシュ、または乾燥させた花と若葉で、ハーブティーをつくったり、ウォッカにひたしてティンクチャーをつくって紅茶にいれて飲んでいる。
毒草もあるので、野草の判別には、専門家のアドバイスを求めることをすすめる。
日本ブログ村のランキングに参加しています。画像や記事を楽しんでいただけましたら、ポチっ!とお願いいたします。ご訪問、ありがとうございました。
シロザ(Chenopodium album)を、最も便利で優秀な食べられる野草というアメリカ人は多い。メイン州立大学のサイトにも、食べられる野草として紹介されている。もともと食用としての長い歴史があり、ナバホなど、ネイティブアメリカンの食物のひとつだったらしい。いろいろな英名があり、Lamb’s-quarters、pigweed、 goose foot、 wild spinachなどと呼ばれている。
シロザの強みは、土を選ばずどこにでもあり、 続きを読む