ショッピングセンターのまわりなど、ワシントンの道は、実にきれいでゴミ一つ落ちていない。が、あまりカラフルじゃない。人がすんでる気配もなし。
「写真、白黒写真」タグアーカイブ
マナドノック山 ~マナドノック地方より
世界でもっとも登山客が多い山は、日本の富士山。その次の山はどこでしょうか?
実は、日本ではほとんど知られていないけれど、ニューハンプシャー州の南にある「マナドノック山」(Mt. Monadnock)が、2位につけることが多い。もちろん、北アメリカで最も登山客の多い山のひとつに頻繁に選ばれている。
標高は 965mしかないが、まわりに高い山がないので、多くの人を引きつけるのかもしれない。それに、ともかく頂からの眺めが素晴らしい! 遠くの地平線まで延々となだらかに続く美しい森を見たとき、逆に日本が山国であることを実感した。
山のまわりの地域は、山からとってマナドノック地方と呼ばれている。ここに住んだ経験があるが、森のなかに市町村があり、みんな文明的な普通の生活をしてる。私の地味で不便という田舎ぐらしに対するイメージを一新してくれたのも、このマナドノック地方だった。
上高地と日本アルプス
30代前半の頃、夏になると二人して日本アルプスに登った。写真は、K1に立って撮影したもので、左から2番目の枠にあるのが霞沢岳(2646m)とK2。上高地からK2へのトレイルは、アップダウンが多くまた薮などもあり、とてもきつかったのを覚えている。
日本で3番目に高い山、奥穂高(3190m)が、右から2番目の枠のなかに見える。また、一番右の枠には槍ヶ岳(3180m)があり、そこから少し左にもっとも危険なトレイルのひとつであるで大キレットがくぼんで見える。活火山である焼岳(2455m)は、左から3番目の枠にある。
上高地から奥穂高へは、よく登った。このトレイルは今でこそ多くの人たちで混雑するが、上高地への登山を広めたのは、英国人宣教師のウォルター・ウエストンだった。19世紀おわりのことだった。
それまでは、山は日本人によっては信仰の対象であり、修行の場だったので、日本の山には頂に神社があったり、祠がおかれている。森をぬけ、けわしい坂をのぼり、自然の気配をからだ全身でうけながら登りづけて、青雲ただよう山頂にたつとき、そこに祠をおいた気持ちが、わかるような気がする。(写真をクリックして拡大してご覧ください。)
日本の思い出 ~ 築地 Part 1
松の木のささやき
裏庭に、ひときは大きな白松の木がある。この木の緑に触れると、冬でも心が和らぎ、「春はもうすぐだよ」と、ささやいているように思えてくる。そして自分も、「おはよう」とか、「元気?」とか、当たり前のように話しかける。松の木は、「愛」について教えてくれる木だと、ネイティブアメリカンから聞いたことがある。
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