「空海の人びと~ 迷いながら歩いた遍路」
(by naomi otsubo)
2016年10月に発売されます。
30代のときに、四国八十八ヶ所遍路道を、奥の院や番外といっしょに、夫婦で歩いて3周したのですが、その思い出を1周目の1998年の日記をもとに、75日間の巡礼のメモアとして1冊にまとめました。
アメリカ人と日本人がともに経験した遍路道
見知らぬ人と何気に話す……そんな空間を歩き続けた75日
ひどいニュースが流れる今日だから、旅情報ではなくて、遍路道で出会った見知らぬ人たちとの会話を、四国の自然といっしょに、一冊の本に散りばめました。
それに、
テレビのドキュメンタリーと実際の遍路道は、ちょっとちがった……。
明暗に ウソと誠がまじり
シリアスでありながら コミカルで
不自然ながらも 超自然
超ローカルながらも ユニバーサルな遍路道
何気ない人々の言葉 視線 しぐさ 胸の内
どこか とても 不思議に 懐かしい