カンザスシティの暮らし ~ コロナウイルス Part 5

ストリートカー内の座席に張られたサイン。ソーシャルディスタンス、6フィートを守るように警告している。自宅滞在がはじまってから、ストリートカーはガラガラ。通常は4台のところが、今は2台しか走っていない。乗客同士の距離が近くなると、ドライバーもマイクで注意してくる。最近は、ドライバーもマスクをしている。

この週末はお天気がよく、ジョギングや散歩をする人の姿が結構みられた。現在、ミズーリ州の感染者は5807名(死亡199名)、カンザスシティの感染者は418名(死亡13名)。全米がNYの状態に圧倒されているせいか、カンザスシティではあまり緊張感が見られないし、生活上の不便もない。でも、州内ではセントルイスについでカンザスシティの感染者が多いので、市長は、自宅滞在期間を5月半ばまで延長した。

カンザスシティの暮らし ~ CATCH-22

カンザスシティの公共図書館の駐車場の外壁。地元の住民によって選ばれたカンザスシティを代表する22冊の本の背の部分が、外壁としてずらりと並んでいる。色合いもいい。CATCH-22 は、ジョセフ・ヘラー作。数々のデザイン賞を受賞した珍しいカンザスシティ図書館。その建物もおしゃれで、中にはもちろんカフェもある。元銀行の建物だったので、地下には巨大金庫を改造したミニシアターもある。警備員も常にいる。ホームレスの人の姿も、あちこちにみられる。現在は、閉鎖中。

カンザスシティの暮らし ~ Urban Sky Part 2

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ダウンタウンの街路樹の花は咲き乱れ、春風に散り、

スイセンの茎がどんどん伸び始め、外は春。

散歩をする人や、ジョギングする人も見られる。

スーパーに相変わらずないのは、ペーパー類と消毒液。

現在のカンザスシティの感染者は249名、死亡7名。

やっと、若者を含めてマスクをする人たちが出てきた。いい傾向……。

カンザスシティの暮らし ~ コロナウイルス Part 3

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静かなカンザスシティのダウンタウン。カンザスシティの現在のコロナウイルス感染者数は143名(死亡1名)と多くないので、パニックになっているようには見えない。でも、ミズーリ州のコロナウイルス感染者数は1834名(死亡19名)。1週間で1579名も増えた。ピークはまだまだらしい。

やっと、アメリカ政府はマスクの使用をすすめだした。ただ、サージカルマスクは品不足だから、スカーフとか自分で作った布マスクを使用するようにといっている。アメリカ人は不器用な人が多いから、マスクをハンドメイドするのをめんどくさがる人もいるだろうが、その一方で、他の人のためにたくさんの布マスクを作って無料で配布するアメリカ人がたくさん出てくるだろう。ここがこの国のすばらしいところ。

電話をしたら、義母もすでにミシンでマスクを作っている最中だった。いったい幾つ作るつもりか? さっそく私たちにも送ってくれるそうだ。ミシンが壊れているので、ありがたいことだ。

前のブログで、アメリカ人は、2mの間隔(ソーシャルディスタンス)を開けるなど、しっかりとルールを守っていると書いたが、実はそれは私のまわりだけらしい。公園やドッグパークでたむろする人たちがいるらしく、先週の日曜日には、市長が怒って警告を発していた。だから、マスクも必要になってきたのだろう。

こういう人たちは、コロナの大きな連鎖が見えないのだろう。たとえば、家が火事になっても、消防士がかけつけてくれないかもしれない。今朝、こんなニュースが出ていたーーカンザスシティでは、8名の消防士が感染したために、彼らと接触のあった95名が自宅で自己隔離をし、そのうちの30人がやっと任務に復帰したーー今のところ、人員不足にはなっていないらしいが、コロナの影響はこんなところにも広がっている。