半袖で十分なフロリダの12月。夏のような日差しの中で、近赤外の写真をいろいろ撮ってみた。この写真のヤシの木の前の画像は、こちら。
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フロリダの光
Merritt Island の鳥獣保護区に行った。自然の表情が豊かなメイン州から、緑一色のフロリダに移ってきて、なかなかここの自然になれなかったが、この保護区ではじめて天国的な穏やかさを感じた。
Buck Lake ~ バックレイク
赤外(近赤外)線フィルターをつけて撮ったフロリダのバックレイク。
Spanish Moss (サルオガセモドキ)
サルオガセモドキ (英名:Spanish Moss、学名:Tillandsia usneoides)は、南部のいたるところで見られる。英名が「スペインゴケ」なので、コケのように思われるが、実は花をつける植物。寄生植物だけれど、ただ木から垂れ下がっているだけ。
それぞれの個体は小さいが、互いにもつれあって下に長く伸びているので、大きな植物体に見える。薄暗く、沼地のような森では、かなり不気味に見える。でも、20世紀初期には、車の座席のクッション材として使われたというから、見る人間の視点によって、植物も違って見えるらしい。
Alien Landscape, Part 2 ~ 異質な風景 Part 2
フロリダ州 Cape Canaveral
Alien Landscape, Part 1 ~ 異質な風景 Part 1
自分にとってフロリダの景色はとても異質で、どこかにまだ相いれないものがある。自然光の中で撮影してきたけれど、この土地を理解していないせいだろうか、なかなか難しい。むしろ、この土地から自分が感じるものは、赤外線撮影で得られたイメージのほうが近い。