キャビンフィーバーの予防

キャビンフィーバーの記事を、日本のニュースでも見た。北海道ならまだしも、その他の日本の地域でも、見られるのだろうか? とくに、冬に多く見られる症状だが、結局は部屋にとじこもることによって憂鬱になるわけだから、どこでもありえるのかもしれない。ただ、工夫しだいで防げるし、症状も和らぐ。もちろん、ペットもかかる。メイン州のような所では、みんなが知っていて、「家にこもっていてはだめよ。キャビンフィーバーに気をつけてね。」などと、冬になると声もかけあう。

キャビンフィーバーにならない方法を、アメリカのサイトで調べてみると、大方、下のようになる。どれもありきたりだが、こうした小さなことを習慣づけるだけで、あきれるほど簡単に、気が晴れる。

・なるべく、外にでて歩いたり、活動する
・お日様にあたって、体内のビタミンDを増やすか、サプリメントでとる
・ショッピングに行く
・好きなゲームや映画をみる
・好きな趣味に没頭する
・新しいことを始める、習う
・栄養をとる
・ともかく楽しいと思えることをする
・眠いときは寝て、逆らわない

手短かにいうと、こうなる。
「外に出て、体を動かせ。さもなくば、頭の中を動かせ。」

私の場合は‥‥

・家族とよく会話し、笑う。笑いの効果は、とても大きい。

・ともかく料理がしたくなくなるので、あえて自分で作ってみたいと思えるレシピを探して、新しいメニューに挑戦する。

・バードフィーダーを窓から見えるところにおいて、常に大好きな鳥の姿を見る。

・外にある薪ストーブ用の薪を、率先して自分で運ぶ。いい運動と日光浴になる。

・週末は、必ずドライブにいく。

・だるいときは無理せず、犬と昼寝する。

・まわりに知的好奇心を発露させるもの(大好きな本や、製作中のものとか)を置いておく

・夏や春のもの、または温暖なところで撮影された景色のいい映画をみる。

・正直に「熱帯に行きた〜い」と認める。

・スローモーションで動く。茶道のように、日常の普通のひとつひとつの動作を、意識的にゆっくりとする。

メイン州は昨年だったか、犯罪の内容、拳銃の保有率等をもとにした調査で、全米でもっとも平和な州に選ばれた。キャビンフィーバーは人を憂鬱にするが、犯罪には結びついていないようだ。もっとも、寒すぎて、悪さをする気にもならないような‥。自分と仲良くするほうが、簡単かもしれない。

それに、3月になると、野菜畑の準備が室内ではじまる。そうなると、もう忙しくなり、逆に冬のように手持ちぶさたな日々が懐かしくなる。確か自分も、夏に「あ〜、早く冬になってほしい。書くことに専念したい」と不満をいっていたような‥。そういえばキャビンフィーバーの予防策のなかに、こんなものがあった。ちょっとアメリカっぽくなかったので驚いたのだが、それを最後に書いておくとしよう。

・感謝して、毎日をすごす

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