夏、光が、液体のようにあふれ輝く。形はそのなかに、とけて消える。家の裏の森は、色の女神にささげるチャペルとなる。こんなにも光が美しい夏なのだから、長い冬なんて、がまん、がまん‥。
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レンジリーに、ハイトオブザランド(Height of the Land)と呼ばれる場所がある。ムースルックメガンティック湖( Mooselookmeguntic Lake)を眼下に、はるかなる山々を眺望できる。ムースルックメガンティック湖は、メイン州で4番目に大きな湖で、面積は66平方キロメーター、標高は477メートル。写真をクリックし、拡大してご覧になれば、そのスケールを感じていただけるかと思う。
7年前にはじめてこの場所に立ったとき、その緻密で澄んだ美しさに、一目でネイティブアメリカンが住んでいた場所だと感じた。案の定かれらは、湖や川を交通ルートとして使い、この地で生活していたことがあるという。
もちろん、湖の長い名前は、アベナキ族からきていて、「ムースが食べるところ」という意味らしい。この日は、珍しいことに4回もムースをみかけ、夕暮れには親子のムースが、車道をよこぎって森へと姿を消していった。
(追記 2014年7月9日)
この写真は、にほんブログ村の「夕暮れ時の空6月」トーナメントで優勝しました。投票してくださった方に、心からお礼もうしあげます。
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この景色をはじめて見たとき、この川がかつては、瀕死の状態まで追いやられたことなど思いもよらなかった。あまりに平らで穏やかなので、ジョージアとか、南部の平らな州にある川のように感じたのだった。
川の名は、アンドロスコギン川。この素敵な名前は、ネイティブアメリカンのアベナキ族か、ペネブスコット族からきているといわれている。
水源は、グラフトンノッチ州立公園からそう遠くないところにあるUmbagog湖。メイン州とニューハンプシャー州の境にある。川は、ニューハンプシャー州側から始まって、メイン州に流れて、やがてケネベック川に合流し、メイン湾(大西洋)へと流れでる。
ひと昔前までは、織物と製紙工場によって汚染され、悪臭がひどく、泳げば病気になるほどだったらしい。アメリカで水質汚染防止法が制定されたのも、このアンドロスコギン川をはじめとした川の汚染を止めるためだったという。今は、かなり水質が回復してきていて、下流には依然として工場があるものの、アンドロスコギン川はたしかに蘇りつつある。
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グラフトンノッチ州立公園の渓谷を流れるベアリバー(Bear River)の水は、澄んでいる。川底の石も、生きているように見える。
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昨日、ニューハンプシャー州との境にちかいメイン州西部にあるグラフトンノッチ州立公園(Grafton Notch State Park)に行った。オールドスペック山(Old Speck mountain)にあるこの公園には、ベアリバー(Bear River)が、東側にある渓谷を流れている。写真の 滝(Screw Auger Falls)は、ベアリバーにある数多くの滝のひとつ。岩を削りながら、延々と清らな水が流れつづけている。(写真をクリックして、拡大してご覧ください。)
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今、野生のブラックベリーの花が咲いている。日に日に緑色がこくなる木々の下や草原で、しだれ柳のように、よせくる波のように、純白の花が咲いている。ラズベリーの目立たない花にくらべると、ブラックベリーの花は大きく美しい。今年も、黒いベリーを楽しめそう。葉はお茶にもできるが、我が家ではひたすら栄養満点の実をいただく。
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毎年、最初にとれるフルーツといえば、ワイルドストロベリー(野いちご)。野生のスミレやクローバーと争うように、下草として庭や野原、森に広がっている。おいしいけれど、小指の先ぐらいしかないイチゴだから、マグカップ1杯もつめばクタクタになり、あとは野生動物にゆずることになる。とくにリスが好きで、摘んでみれば、かわいく小さくかじられているということがよくある。写真のものは、撮影のために、かじられる前に植木鉢に移しておいたものだ。
今の2代目のHikariは食べないが、初代のニューファンドランド犬Kai(海)は、この野いちごが大好きだった。自分から食べることはせず、体重が80キロちかくある熊のような真っ黒な犬が、横できちんとお座りをして待っていた。そのよだれをたらした大きな口に、真っ赤で小さな野いちごを、ゆっくりと入れた瞬間の嬉しさよ。あのとき、Kaiも、笑っていたなぁ。
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