Bootcamp 2023, Part 4 ~ 60歳からのアーチェリー

 

ブートキャンプ(Single String Archery Club bootcamp)Part 3 の続きです。

2日目の午前には室内で、ロブ・ジェンキンズ(Rod Jenkins)さんによるフォームの指導がありました。

ロブさんは、夫が楽しみにしていたアメリカで著名なコーチ。

1日目の晩に行われたレクチャーでは、「矢をいる瞬間は、焦らないでじっくりとターゲットの中心を見て、数秒してから射ることだ」と何度もアドバイスをしていました。

大抵の人は、構えたら、目暗鉄砲、矢を放ってしまうのですが、それをしている限りは、フォームのひとつ一つの動きを意識していないので、絶対に上達しないのだそうです。

自分が引いている楽器の音を聞かないで、ただ指を動かしている演奏家のようなものでしょうか。

さて、2日目のフォーム指導ですが、

私たちのグループには、11名ぐらいたのですが、彼は横に並んで練習をする私たちを3周ぐらい回って、アンカーの位置、肩の並び、腕の動きなど、部位を分けて直してくれました。

写真では、矢を使って、生徒の肩の位置を訂正しているところです。

講師の人たちが生徒一人にかける時間は少ないのですが、彼らが他の生徒を指導している姿は、とても参考になります。

アーチェリーの基本は、なんと言ってもフォーム。
それができるまでに、5年ぐらいかかるとか。

そして、フォームさえ完成させれば、
ターゲットまでの距離がいくらあろうと怖くない…………
なんて言いたいところですが、
アウトドアでは、これに風や雨が加わってくるのでした。