メイン州の詩 ~ 冬の月光, Part 3 投稿日時: 1月 4, 2014 投稿者: HakusanCreation 冬の満月 月明かり 雪明かり 雪原に踏み入れば 頬に当たる風は わが道が進んでいるように思わせる けれど 地平線は近づきもせず 動いているのは 月と星
メイン州の詩 ~ 冬の月光, Part 2 投稿日時: 1月 3, 2014 投稿者: HakusanCreation ©William Ash 冬の満月 月明かり 雪明かり 森をゆかば 木と影が溶けあい みな幻想となり 歩みを止めて 足元を見る
消えゆく炎 その1 投稿日時: 12月 13, 2013 投稿者: HakusanCreation 冬の晴れた日の日没 地平線の下にたった今沈んでいった太陽の光を 木々の先がかすかに捉えて立っている 自分の心の中でも こうした瞬間がいくたびかあったように思え 夕飯の支度に忙しい手を止めて 窓辺で木々をみつめる
森の精霊 ~ 晩秋 投稿日時: 11月 21, 2013 投稿者: HakusanCreation メイン州の晩秋は短い。 太陽が地平線に沈むと 、 冬の深いコバルト色だけが、森を貫く光となる一瞬がある。 そのとき、木の幹は、 白骨のような、上っていく精霊のような 冷たい光を発する。