「地水火風空~東京ランドスケープ」( Earth, Water, Fire, Wind, Emptiness: Tokyo Landscape)が、本日オンラインストアーにて発売されました。
近々、ハードカバー・バージョンも発売予定です。
「地水火風空~東京ランドスケープ」( Earth, Water, Fire, Wind, Emptiness: Tokyo Landscape)が、本日オンラインストアーにて発売されました。
近々、ハードカバー・バージョンも発売予定です。
東京のランドスケープの写真集
「 Earth, Water, Fire, Wind, Emptiness: Tokyo Landscape」
6月28日に発売されます。
日英バイリンガル編集です。こちらをクリックして、詳細をご覧ください。また画像の本の表紙(左)と裏表紙(右)をクリックすると拡大されます。
Earth, Water, Fire, Wind, Emptiness: Tokyo Landscape
がもうすぐ発売されます。
10年間住んだことがある東京、その東京の自然の風景、自然のランドスケープとは何か? という素朴な疑問からはじまり、日本仏教の五大でもある「地水火風空」よりインスピレーションを受けて、時間と空間を織り込んだ静かな物語のような写真集ができあがりました。22×28センチで、80枚のカラー写真からなる日英のバイリンガル写真集です。どうぞお楽しみに。
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シングルから結婚までの6年間の心の旅を、101編の短詩により紡いだ詩的ストーリーが、本となってできあがりました。出版にあたり、「乙姫から浦島太郎に告ぐ」の特別ページをもうけました。内容、ダウンロードできる詩集のサンプル版(PDF)、購入方法などがわかります。ベイツ大学の Poetry Festival に参加してから、音としての言語に興味をもつようになり、今回も詩集から2編を選んで特別ページに朗読の音声をのせてあります。
よろしければ、サイトの上部の「出版物」のバーから、またはこちら「乙姫から浦島太郎に告ぐ」をクリックして、特別ページをご覧ください。
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四国の遍路道をまわったとき、納経をお寺でお願いした。納経帳は重いので、歩きの遍路にとっては悩みの種。でもごく稀に、ご住職が丁寧に書いて、「お気をつけて」という言葉を笑みといっしょにかけてくださったりすると、賞状を受けとる子供のような気分になって、ありがたくなったりする。流れるような黒文字をみると、遍路の疲れも、いっしょにどこかに流れていくようだった。
30代のアメリカ人と日本人の夫婦が、八十八カ所や奥の院、番外を訪ねながら
四国遍路道を歩いて3周した遍路日記をまとめた聖地巡礼メモア
「空海の人びと」
電子書籍とソフトカバー本で発売中。
8月6日のブログで紹介した Bates International Poetry Festival 2011 (ベイツ インターナショナル ポエトリー フェスティバル 2011)ですが、ロシア語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、英語、日本語で詩が朗読されました。朗読というと静かなイメージしかありませんでしたが、
ロシア語の凍てつく広大な大地を踏むような力強さ、
スペイン語の連続平手打ちを食らっているようなパッション、
フランス語のおしゃれに気まぐれな抑揚、
英語の油断のできないシャープな流れ。
そこに、私のおっとりした日本語が加わって‥‥。
私は英語しかわからなかったのですが、それぞれの言語がもつ音としての魅力に目から鱗でした。
異彩を放ったのは、ドイツ語の詩人で、大学でドラマを教えている3カ国語がはなせるルーマニアの方だったのですが、これがまた芸術的で、詩で一人舞台をされました。椅子やテーブルをたたいたり、ピアノの鍵盤をつかうだけで、とても洗練された短いドラマを、詩でやってのけたのです。そのシンプルさときたら、ちょっと禅のような感じでした。
他の言語の朗読をきいてみて、日本語は、話し方にもよるものの、つくづくのんびり空をゆく雲のように角がない言語だと思いました。今回のヨーロッパ圏の言語の中では、調子のちがうエイリアン的言語にさえ感じ、今更ながらですが、日本語を音として好きになりました。
それぞれの詩人の朗読は、ベイツ大学の関連サイトでも動画でみられますが、その場の臨場感が動画となると感じられないので、ちょっと残念です。生はやはりちがうので、フェスティバルから2年近くになりますが、ときどき英詩の朗読会にいくようになりました。
フェスティバルに参加した各詩人の詩、およびその英訳、さらには詩の翻訳に関するエッセーなどをもりこんだ「Translation:Bates International Poetry Festival 2011」は、Apple iBookstoreから無料でダウンロードできます。次のリンクをクリックしてください。Translations – Claudia Aburto Guzmán & William Ash
by 大坪奈保美
写真集「Futon Daiko: A Japanese Festival」(ふとん太鼓:日本の祭り)が、
The Book Designer.com から、2013年7月のベストデザインカバー(ノンフィクション部門)を 頂きました。Joel FriedlanderによるThe Book Designer.comには、インディペンデント出版社のための情報がたくさん載っています。
詳しくは、こちらをどうぞ。 The Book Designer.
世界から私を含む8人の詩人を招いて、2011年にアメリカのベイツ大学で、5日間にわたって「ベイツ・インターナショナル・ポエトリー・フェスティバル(Bates International Poetry Festival 2011)」が開催されました。その内容が、今回、上のようなスタイリッシュな本にまとめられました。
iPadをお持ちの方は、Apple iBookstore(Translations – Claudia Aburto Guzmán & William Ash)から無料でダウンロードしてご覧になれます。
5日間にわたるイベント中、8人の詩人は、ロシア語、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、日本語と、それぞれの母国語で各自の詩を聴衆の前でよんだり、ベイツ大学でそれぞれの言語を教えている教授やその生徒たちが、詩人の詩を英語に翻訳するなどしました。
本には、各詩人の母国語での詩、英語に翻訳された詩が入っており、私の11編の詩とその英語訳もはいっています。また、ベイツ大学の教授陣による翻訳に関するエッセーも含まれています。
そのエッセーの中に、私の詩の翻訳をしてくださった Sarah Strong教授による「Concisely Situated Meaning」というエッセーが含まれています。Sarah Strong教授は、数々の宮沢賢治の本を翻訳され、最近ではアイヌの知里幸恵と「アイヌ神揺集」についての本「Ainu Spirits Singing: The Living World of Chiri Yukie’s Ainu Shin’yoshu」を出版されています。
日本文化と詩に含蓄の深い Sarah Strong 教授が、エッセーの中で、日本文化の特徴とでもいうべき凝縮された詩を、どのようにときほぐして、かつ、また英語で短く編み込んで翻訳していくか、 松尾芭蕉の例をとって説明されています。さらには、フェスティバル参加の他の詩人の詩にくらべて、私の詩もほとんどが短いものでしたが、私の詩を訳すときに、どのような点に心を配って翻訳されたかにも言及されています。私自身も、詩人としてはありがたく、翻訳者としてはたいへん興味深く読ませていただきました。
詩に興味のある方、言語教育や翻訳に携わっている方には、なかなかおもしろい本だとおもいます。
「Translation:Bates International Poetry Festival 2011」
Apple iBookstore からの本の無料ダウンロードは、こちらの文字をクリックしてください。Translations – Claudia Aburto Guzmán & William Ash