黄昏 〜 Acadia National Park

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©William Ash

夏には夜の9時まで明るいメイン州も、今は冬に向かってどんどん日が短くなっていく。寂しいぐらいなのだが、それでも今はまだ午後8時までは明るい。そんな黄昏時に、アーカディア国立公園のLittle Moose Island(小さなムースの島)の丘から、スクーディック半島方面を眺めてみた。この島は、引き潮のときには海底を歩いてわたれる。とても小さな島だけれど、島から大西洋を見ていると、どこにいるのかを忘れてしまうぐらい平和な気持ちになる。

夕暮れの画像は、こちらをクリック〜満月と夕暮れ〜スクーディック・ポイント

 

ツルコケモモ

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©William Ash

アーカディア国立公園の Little Moose Islandでは、今、ハマナスの実といっしょに、ツルコケモモの実がどんどん赤さをましている。ツルコケモモ(Vaccinium oxycoccos)は, 酸性の土壌にはえる。焼きはらわれた沼地に最初に生えてくる植物のひとつで、ネイティブアメリカンは成長を促すために湿原を焼いたらしいが、栽培種のクランベリーとちがってかなり酸っぱいらしい。

Art Meets Science ~ アートとサイエンスの出会い

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6月20日から9月30日まで、「 Art Meets Science」展がアーカディア国立公園100周年を記念して開催されています。私の写真も選出され、会場に展示されていますので、この夏に国立公園があるMt. Desert Islandへ行かれたら、ぜひ足を運んでみてください。MDI Biological Laboratoryの場所等については、こちらをご覧ください。

神々が振ったサイコロ

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©William Ash  Little Moose Island in Acadia National Park

チャンス、運、幸運……、人生を築いていくポジティブな言葉。神が石を投げて、岩は砕けて散乱し、プレーヤーがそのギャップを埋めていく。その結果がカオス(大混乱)のように見えても、ギリシャ神話の原初神カオスの現れは、なぜこうも美しいのか。自然の世界では、混乱は混乱ではないのかもしれない。

Little Moose Island ~ 小さなムース島

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©William Ash

アーカディア国立公園の南の先端にある小島、Little Moose Islandに、引き潮を利用してわたってみれば、岩だなの上では、ハマナスの群生が花の盛りを迎えていた。今、日本のバラ、ハマナスがメイン州の海岸線には咲き乱れている。

 

ウニの美 ~ 美しいものにはトゲがある。

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©William Ash

アーカディア国立公園の海辺で拾った遺骸。貝かと思えば、ウニのものだった。あの外側のトゲの下が、こんなになっているとは。まるで美しいレース編み。ウニは英語で sea urchin だが、中世の時代にハリネズミが urchin と呼ばれ、そこからウニも「海のハリネズミ」という名前をつけられたらしい。でも、外見で判断せずに、内側の美を見て名前をつけてあげてほしかった……。

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一日の終わりに

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©William Ash

アーカディア国立公園のスクーディック・ポイントにある「小さなムースの島」の夕暮れ。現実という概念が消えそうな時間。満月の夕暮れの海は、こちらをクリック。


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満月と夕暮れ〜スクーディック・ポイント

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©William Ash

アーカディア国立公園のスクーディック・ポイントに、「ちいさなムースの島」(Little Mosse Island)がある。島と陸の間には、East Pondという池があるけれど、引き潮になると水底が現れて、本土とつながる。島まで歩いていったら、白いハマナスがまだ咲いていた。

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光学のイルージョン

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©William Ash

写真の魅力のひとつは、人間の視覚では認識できないような世界を見せることができるということ。たとえば、いくつかのオブジェクトに焦点を合わせて、くっきりとシャープに見えるのは、目の場合はオブジェクトのすべてが、それを見ている人間から同距離にある場合だ。

ところが、カメラの場合はちがうのだ。写真は、スクーデックポイント(アーカディア国立公園内)の岩礁。この写真では、トリックなど加えていないのに、大きな高低差がある海水と大岩を同時にはっきりと見ることができる。目で見た世界のようで、実はちがう。

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