今年の冬は、ともかく長い。この1週間、最高気温がまた氷点下となった。毎日固くしまっていく雪を見ていると、夏の思い出どころか、その存在までもが架空のものに思えてくる。おもわず叫ばずにはいられない。
お〜い 夏 生きてるかぁ?
こっちにちょっと
春の小舟を 押してくれ
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先週、マウントデザートアイランド(Mt. Dessert Island)にあるアーカディア国立公園(Acadia National Park)にいき、日没直後にキャディラック山(Cadillac Mountain)の頂にいった。ここからの眺望が観光客をひきつけてやまないのだが、実は視線を水平線から足下に移してみると、そこにも美しい生態系が見られる。マウントデザートアイランド(Mt. Dessert Island)の名が示す通り、気温、湿度、風などここの自然条件は過酷だが、生命はいたる所に見られ、土があるところには地をはう植物がコロニーをつくり、岩は地衣類におおわれている。
先週、アーカディア公園(Acadia National Park)のキャディラック山(Cadillac Mountain)に行ったとき、「ビーナスのベルト (Belt of Venus)」と呼ばれる現象をみた。よく見られる大気現象で、地球の影によって、太陽からの赤い光の下が濃紺になって帯のように広がる現象をいう。日の出または日没に、太陽とは反対側の空で見られる。
「詩〜染まるバーハーバー」
眼下のあの町に住む人は 今 この優しい光のなかで
夕飯の支度におわれているのだろうか
薪ストーブをたいて 魚を切ったり 野菜を洗ったりしているのだろうか
別荘に週末だけもどった人は
レストランでワインを飲んで ロブスターなど食べているのだろうか
それとも 大雪のまえに別荘を閉めることで頭がいっぱいになっているのだろうか
みんな なんでもいいから 東を見てごらんよ
海までも ピンク色を帯びているよ
ビーナスが みんなに触れているよ