フォート・ポイント州立公園

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©William Ash

メイン州には、数多くの灯台がある。人はなぜか灯台に魅かれるもので、ポートランド・ヘッドやペマキット・ポイントなどの灯台には、数多くの観光客が訪れる。Stockton Springにも、有名ではないがフォート・ポイント灯台があり、まわりは120エーカーの州立公園 (Fort Point  State Park)になっている。

写真の灯台と灯台守の家は、1857年に造られた。何十年、何世紀にわたって、ちょこっとずつ家のあちこちを増築していくという、ニューイングランド特有の不規則な建築様式の例なのだが、みたところこの家は、均整よくうまく継ぎ足してきたようだ。

この日、妻と私は道に迷って、サンディー・ポイント・ビーチ州立公園に行ってしまい(これは幸運なことだったが)、やっとこの公園に着いたときは、暗くなりかけていた。公園は日没とともに閉まるので、公園内をゆっくりと歩いて廻る時間はなく、そのうちに、小高いところにある灯台守の家にも灯りがついたのだった。

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よせる波、よせる葉

life_in_maine_sandy_point_fallメイン湾と大西洋に直に面した海岸線には、オークのような広葉樹は見られず、たいていモミやトウヒだ。きびしい気候や、塩分をふくんだ環境のせいなのだけれど、どうもペネブスコット湾のように内陸に深く入り込んだ入り江は、それほどでもないようだ‥‥。

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サンド・ビーチの夕暮れ

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©William Ash

「あの世はこの世とちがって、もっと美しく穏やかだろうな〜」と思っていると、この世で、自分の憧れや想像をも超えた風景に出会ってしまったとき、「ここはどこ? 私はどこ?」と、呆然としながら恍惚となる‥‥。晩秋の秋晴れの夕方、人のいないサンド・ビーチは、そんな場所かもしれない。 続きを読む

海岸線に生きる木々

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©William Ash

アーカディア国立公園のグレイト・ヘッドの頂上は、大西洋に囲まれたきびしい環境にもかかわらず、常緑樹がいたるところに見られ、また、花崗岩の分厚い岩盤の間にあるわずかな土も見逃すことなく、植物がぎっしりと生えている。逆境で発揮される、生命のみごとな回復力と多様性の証のような場所だ。そして晩秋になると、それまで緑一色だったこの場所も、自然の手によってそれぞれのコロニーが、さまざまな色彩パレットに分けられていく。

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グレイト・ヘッド

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©William Ash

アーカディア国立公園のグレイト・ヘッドをおおう針葉樹は、紅葉のなかで、全く季節の移り変わりを無視しているようにみえる。生えている岩と同じで、こうした木々にとって、時間は別なペースで進んでいる。向こうに見える山は、そのハチの巣のような形からビーハイブ(Beehive)と呼ばれている。でも、山肌の緑色からみるところ、ハチの巣どころか針葉樹の巣となっているような‥。

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秋のオーク

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©William Ash

アーカディア国立公園内の海岸線から離れたところに、オークの木立がある。広葉樹のなかで最後に葉が散るのは、オーク(ナラ、カシなど)のようで、今まさにオークの琥珀色が、風景の主役。ヤマナラシカエデの目もくらむような色とは、比べ物にはならないかもしれないが、他の木々の葉がほとんど散ってしまったあと、オークの葉は秋の光を思う存分にうけ、厳か。

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海へ

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©William Ash

モースマウンテン(Morse Mountain)は南に走る岩の尾根で、やがて大西洋へと続く。また、東はモース川、西はスプラーグ川とふたつの川に挟まれている。ぜひ画像をクリックして、拡大してご覧ください。

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Battie 山にて

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©William Ash

Battie 山は、カンデンヒル州立公園にある。標高250m と小さな山で、さまざまな広葉樹が見られるが、尾根にある植物は厳しい気候にさらされている。土がほとんどないので高山植物が多く、平らな花崗岩の間にある地面を埋めるようにぎっしりと生えている。

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カンデンとペネブスコット湾

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©William Ash

毎年、季節がかわるたびに行きたくなる場所がある。カンデンヒル州立公園の Batti 山にある展望台だ。山肌が、季節ごとに色をかえて海へと流れ込み、海と森の間に美しい小さな町カンデンがある。 続きを読む

変化

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©William Ash

リトル・ハンターズ・ビーチの日が暮れてゆく。アーカディア国立公園は、永遠の、不変の景観と表現されることがよくある。おそらく人間のスケールではそうかもしれないけれど、陸地は変化している。ひと雨ごとに、ひとつの潮ごとに、少しずつ浸食される。冬の氷は岩を裂き、コロニーをつくる植物相がその印を残す。

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