春をまつ五感のとまどい

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©William Ash

メイン州の冬は長いが、こんなにしつこい雪も初めてで、林床はまだ白い。先週から今週にかけては、粉雪が舞った。ところが、一見するとまだ冬の森なのに‥‥この寒々とした木立の中で、野鳥は、歌でワルツを踊っているかのように華やかにさえずっている。

春なのか、まだ冬なのか? 目と耳がとらえる季節のちがいに、ちょっと戸惑う。でも、来週から最低気温が0℃を超えてくるから、この森もこんな感じ(←クリックしてね)になる日は、すぐそこみたいだ。

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雪に閉ざされた森

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©William Ash

裏の庭には、まだ1メートル前後の雪がつもったままで固く、この数日の春のような暖かさの中でも溶けない。夏には葉がしげって暗くなる林床も、今は明るい。風のない日、スノーシューをして歩くと、裸の樹々からその大らかなやさしさが、直に伝わってくるような気がする。意外なことだけれど、森のなかを歩くなら、どの季節よりも、冬が一番かもしれない。

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夏を夢みれば Part 2 ~ ブリザードを前に

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©William Ash

今夜から、また暴風雪(ブリザード、猛吹雪)がきて、50センチの積雪が予想され、州都オーガスタの体感温度は「ー28度」まで下がるらしい。

上の写真は、7月の風に揺れる庭の木立。厳しい冬は、夏のことを思い出す気力も奪いそうになるが、これがまた夏は夏で、こんなに文句ダラダラの冬の景観を思い浮かべることすらできない。長い冬も、緑の輝きの前には、溶けるように消えてしまうようだ。

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森の色時計~「いろ」が通過中ですPart3

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©William Ash

冬は、季節について考える時間を与えてくれる。以前ブログに、2014年の森の色を色カレンダーにして載せたことがあるが、また別な視点から見てみようと、時計にしてみた。12時が一月で、時計回りに各月が並んでいる。ぐるぐると廻っている季節の色。その中にいることの楽しさ。でも‥、11時あたりから、3時過ぎまでやたら白が多い。やはり、この時間帯は、寝てすごすのが一番のようだ。

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暴風雪が残したもの

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©William Ash

火曜日のブリザードは、一日中吹雪となり、吹きだまりを庭のいたるところに残していった。翌日の水曜日は、かわいい電動の除雪機を使って、深さ50〜60センチもあるドライブウェイの雪をかくこと数時間。そのあとに飲んだホットチョコレートは、本当においしかったが、今日の木曜日の午後から明朝にかけて、また、30センチの雪が積もるらしい。

もうこうなったら、アップルパイでも焼くかな。雪かきのあとのお楽しみがあればこそ、重い腰もあがるというもの‥‥。

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暴風雪/ブリザード 2015

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©William Ash

昨日、日本でもニュースになるほどの暴風雪が、ニューイングランドを通過した。天気予報のお兄さんが、「ニューヨークからメイン州、カナダまでの広範囲に及ぶ一生に数回、見れるか見られないかの暴風雪です!」と興奮していた。

確かに視界がほとんどきかないほど吹雪いていて、雪が積もる、積もる。でも、前の冬にきたアイスストームとちがって、雪がとても軽いので停電もなかった。積雪は、60センチぐらいか。

写真は、昨日、家の中から庭をとったもの。バードフィーダー(黄色と青)や「みどり」と名付けたりんごの木が写っている。ちょっと風が弱まると、雪のなかをアメリカコガラたちがバードフィーダーにやってきて、ひまわりの種を忙しげに食べていく。

こういう日は暖かな飲み物を手にして、白い吹雪を眺めながら、時がゆっくりと過ぎていく。冬眠中のシマリスも、こんな感じかと思われてくる。あくまでも後の雪かきのことを考えなければのことだが‥‥。

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立枯木

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©William Ash

灰色な冬の日、庭を歩いていて枯れた立木を見つけた。木材にも薪にもならず、森の人間にとってはなんの役にも立たない木でも、森のほかの動物や森そのものにとっては、とても価値がある。見てご覧のとおり、キツツキにとっては餌の宝庫。そして、倒れたら倒れたで、森の水分の貯蔵庫となてくれる。

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冬の息

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©William Ash

メイン州の冬の天候は、北極とメキシコ湾からの大気の影響で、驚くほどに急変することがある。白い息にまかれると、自分の庭でも、一歩の歩みすらままならない精神状態になる。

(追記)この記事は、日本ブログ村の「凍えてしまいそうな寒さ」コンテストで優勝しました。投票してくださった方々にお礼申し上げます。

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