ワシントンDC ~ Renwick Gallery 2

レンウィック・ギャラリーの2階の大ホールでは、ジャネット・エシェルマン(Janet Echelman)の個展が開催されていた。この人のことは、TEDを通して知ってはいたが、作品を見たのは初めてで、予想外に魅惑的だった。

空中にロープを張り、照明を変化させて空間を演出。これが野外だと作品が風に揺れて変形をし、さらに美しい。

照明の色が変わるたびに、作品が微妙に美しく変容していき、Light と Color の絶妙な調節が効いている。シンプルだからだろうか。床のカーペットと相まって、不思議な宇宙的空間を感じさせる。

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ジャネット・エシェルマンのTED はこちらから。日本語訳つきです。

ワシントンDC ~ Renwick Gallery 1

©William Ash

DCのホワイトハウス近くにあるレンウィック・ギャラリー(Renwick Gallery)に行ってみた。小さい美術館だが、アメリカの美術品を手に取るように間近に見ることができる。 2階しか開いていなかったが、それでも十分に楽しめた。静かに鑑賞したい人向けのギャラリーです。 Click on the image for a larger view.

ワシントンDCの風景 ~ Brutalism Part 3

©William Ash

Brutalism (ブルータリズム) という建築様式で建てられたエネルギー省のビル。
そのいかつい姿の向こうに、美しいスミソニアン芸術産業館(Smithsonian Arts and Industries Building)が見える。

Brutalism Part1はこちら

Brutalism Part2はこちら

Ghosts

©William Ash

ワシントンDCにある国立アメリカ歴史博物館(National Museum of American History)は、ちょっと変わった博物館だ。極めつけは、交通機関の会場。車やバス、電車の展示に、灰色の人間が交っている。おしゃれ感覚かもしれないが、過去の悲しき亡霊に見えないでもない。Click on the image for a larger view.

ジュリア・チャイルドのキッチン

©William Ash

ワイントンDCの国立アメリカ歴史博物館には、アメリカの有名な料理研究家ジュリア・チャイルドのキッチンがそのまま展示されている。彼女が亡くなったあと、マサチューセッツのケンブリッジの自宅から博物館に移された。

この台所は、彼女の夫によって設計され、彼女の料理番組の撮影にも使われた。よくみてほしい。いろいろな形をした道具や数々のフライパン、ナイフなど、とてもおもしろい。色彩が豊かでかわいく、ナチュラルにおしゃれ!

インターネットで何でも見られる現在、こうした現物に直に触れたり、見られるのが博物館、美術館のいいところ。