Car Wash ~ 車を洗う

メイン州にいたときは自分たちで車を洗っていたが、カンザスシティーではそれがちょっと難しい。そこで、10年ぶりぐらいにカーウオッシュにいってきた。いや、これがなかなかおもしろかった。ブラシと洗剤の動きは予想していたが、こんなにも色が変わっていくとは思ってもみなかった。なんか、水族館にいってみたくなった。

Alligator Gar ~ アリゲーターガ―

アリゲーターガーは、アメリカの南部の州に生息している。1万年前の姿をいまだに持つ原始淡水魚だ。かつては体長が3mもあったらしいが、今では画像のように小さい。乱獲と生息地の破壊によって、その数も減っている。(ワシントンDCの埠頭にある魚市場にて)

国立肖像画美術館

仕事でワシントンDCに滞在した。おかしなタウンだ。観光地でありながら、国立肖像画美術館以外の美術館は、みんな5時半に閉まってしまう。幸い、駆け込んだ国立肖像画美術館は、これまで行った美術館の中でもトップクラスに入るものだった。

また、画像の屋内の中庭は、美しかった。中央の池のように見えるところには、花崗岩の床に薄いシートのように水が張られているだけ。その上を歩いても、靴の底が濡れるぐらいの薄さだ。ランの展示も行われていて、大理石に囲まれた花壇には、美しい花々が並んでいた。

国立肖像画美術館(Natioal Portrait Gallery)は、入園無料。午後7時までやっている。

 

Lafayette Square ~ ラファイエット・スクエア

ラファイエット・スクエアは、ワシントンDCのホワイトハウスの右前にある。大小にかかわらず、頻繁にデモが行われる。ゴミを拾って歩いていたおじいさんが持っていたボードには、「クリーンで正直な政府.com」なんて書いてあった。

2ドルの詩はいかがですか?

この人、ワシントンDCの街頭で自作の詩を2ドルで売っていた。本人いわく、詩人、作家、正教師、説教者。さて、どんな詩を書く人でしょうか? 英語のサイトではありますが、興味のある人はこちらの彼のサイトへどうぞ。

TWAムーンライナーの行方

カンザスシティーのダウンタウンをぶらぶらすれば、目に入ってくるこのロケット。名前は、TWAムーンライナー4号。TWAの本社だったビルの屋上にある。

TWA(トランスワールド航空)を知っているだろううか? かつては、パンアメリカン航空と並ぶ米国トップの航空会社だったが、2001年にアメリカン航空に吸収合併されてしまった。

初代のムーンライナー1号は 23 m もあり、1955年にディズニーランドのトモローランドに展示された。

ムーンライナー2号は、6.6 m と小型で、1956年にTWAの本社の屋上に置かれた。

経営者の交代もあって、ムーンライナー1号と2号は売却され、1号は1981年以来、行方知らず。

ところが、2号はその後、再発見されて修復され、カンザスシティーの国立航空博物館に展示されている。さらに、2006年に複製まで作られて、画像のように4号として、元TWAの本社の屋根に座を占めている。

昔の勢いをとりもどそうと、猛スピードで復興に意気込むこの町の未来のシンボルなのか。かつてのギャングと格差にあふれた町から、平和と平等に和む町へと高速で飛んでほしいものだ。

(ちなみに、3号が1998年にトモローランド用に作られ、 今でも Redd Rockett’s Pizza Port のとなりに立っているらしい。)

 

Life in a Box ~ 都会の巣箱

高層アパートに住んでいるせいか、ここカンザスシティーの暮らしは、森の中のメイン州の暮らしとだいぶ違う。まわりの建物は突っ立ったままだし、視界は、窓ガラスによって遮断されている。とても静的。ところが最近、太陽や天候によって、それらが微妙にかわっていくのが見えてきた。すると、巣箱のようなアパートの一室にいながら、同時にカンザスシティーという大きな森に棲んでいるような気がしてくるのだ。