このシダ(英名Interrupted fern, 学名Osmunda claytoniana)は、メイン州ではよくみられるもので、今、家の裏の森にも広がっている。中央に深緑の部分があるために、新緑の林床でひときわ目立ち、渋くていい感じをだしている。 今年になって知ったのだが‥、 続きを読む
「メイン州の春」タグアーカイブ
魔法のごとく. . .
夕暮れのケネベック川
春の入口を飾る花
ワイルドプラムの花が咲きはじめた。例年よりも少なくとも10日は遅い開花。雪によって4月が失われた季節となった今年、樹々は急いで新芽をだし、野草もスケジュールに追いつこうと躍起になっている。気温もいっしょに大あわてをしているようで、28℃まで上がったと思ったら、やりすぎた!とばかり、4℃まで下がるなど乱高下している。きのうから、やっとマルハナバチも姿を見せはじめ、今日はワイルドプラムの花のまわりを、ブンブンと音をたてて飛びまわっていた。
マルハナバチさん、かわいいおしりをふって、ふって、いっぱい受粉してくださいね。秋においしい実となったら、ジャムにさせてもらいますからね。
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まだか、まだか‥…
長い冬のあとに、春をまつ気持ちは、せっかちそのもの。
最後の雪が消える日、樹々の芽吹く日、クロッカスが芽吹いて花開く日を、
まだかまだかと待ち望む。
最初に春の訪れをもってくるのは野生動物で、たいていは鳥。そして、一年中いる動物たちの姿もよく見かけるようになり、動きも活発になってくる。まるで鳥とほ乳類の世界が。「出ておいで」と植物たちを応援しているかのよう。
庭の隅にある野原との境にある若木の木立は、お気に入りの場所で、やっと雪がとけたので夕暮れにいってみれば、やわらかな光が若木の幹を照らしていた。成長した樹々とちがい、若木は未来に対して、どこか楽観的にみえる。
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春の流れ
春をまつ五感のとまどい
メイン州の冬は長いが、こんなにしつこい雪も初めてで、林床はまだ白い。先週から今週にかけては、粉雪が舞った。ところが、一見するとまだ冬の森なのに‥‥この寒々とした木立の中で、野鳥は、歌でワルツを踊っているかのように華やかにさえずっている。
春なのか、まだ冬なのか? 目と耳がとらえる季節のちがいに、ちょっと戸惑う。でも、来週から最低気温が0℃を超えてくるから、この森もこんな感じ(←クリックしてね)になる日は、すぐそこみたいだ。
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忘れられ‥‥
食べられる庭 ~ たんぽぽビッグバン Part 4
ビッグバンから宇宙が生まれ、およそ130億年たった今、たんぽぽがある。これまでの時間をまきもどして再スタートさせたら、無限の組みあわせが可能な宇宙だから、たんぽぽの姿もかわってくることだろう。もちろん、宇宙が生みだすものなのだから、とても精巧で、美しいにちがいない。ただ、今回のように食べられるとはかぎらないが‥。
写真を楽しんでいただけましたら、ぜひと
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食べられる庭 ~ たんぽぽ Part 3
たんぽぽ Part 1の葉, Part 2の花びらにつづいて、今回は根。この数年、たんぽぽを抜かないできたかいがあって、根が大きく育っていた。それで、たんぽぽコーヒーを作ってみた。たんぽぽコーヒーのレシピは、アメリカのサイトにも数多くある。要は、細かく刻んで天日干しにして、フライパンで炒ればいいのだが、オーブンだけでできる楽な方法を今回はとった。まずは、 続きを読む