初春のメイン州は「泥の季節」と呼ばれ、唯一、美しくない季節かもしれない。
やっとお日様を仰ぐことができたというのに、地面にあるものはみな、まるで冬にさんざん痛めつけられ服従を強いられてきたかのように、今も地面にべったりとはりついたまま。土は、水を吸ってぐしょぐしょ。
でも、冬の固体の姿から自由の身となったこの水こそが、命の蘇りのはじまり。
太陽がエネルギーを与え、化学反応による変化に力を与える。どこまでも青き空に、突然、雲が浮ぶように、不毛の大地もよみがえって緑におおわれる。
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